臨月の記録その2
ryoo14
16日(火)〜18日(木)のお話
再びのバルーン、そして促進剤
16日から病院には入れていないので、奥さんからのLINEを元に書くことになる。
前日に試したバルーンを再度朝から挿入し、1時間ほど様子をみることになった。これで陣痛が起きれば御の字、起きなくてもバルーンが自然に外れる→子宮口が多少開けばよいということらしかったけど、そう簡単にはいかず促進剤の投与が開始された。
バルーンだけでも相当つらかったらしいけど、促進剤投与してすぐからお腹の張りが定期的に起こって、かつめちゃくちゃ痛いらしい。
これまでも痛みで夜目覚めることはあったけど、その比ではないらくて、歩けない痛みっていうのはこういうものなんだなと書かれている。
それだけ痛くても本陣痛につながらない人は中々つながらないらしく、奥さんはそっち側の人のようで、この後しばらく痛みと戦うことになる。
血圧も高いときに140程度あって、時々頭痛がするらしい。もろもろの検査によると尿淡白は検出されていないけど、血液中の血を固める成分が少くなっているらしく、はやめに妊娠を修了させる方針に代わりはないとのこと。
この時は尿淡白さえ検出されていないなら、妊娠高血圧腎症っていうかなり怖い病気には進行しないと思っていたんだけど、最近になってこのあたりの判定が見直されたらしい。曰く、尿淡白の有無は判定基準のひとつでしかないらしく、上述の凝固成分の欠乏や肝機能障害だとかが認められる場合は妊娠高血圧腎症と判断できるらしい。
尿淡白しか基準としていなかった時代の名付けなので、もっといい名前を検討だそうだ。
この日の夕方にバルーンが抜け、子宮口が少し開いた。ただ、本陣痛はまだなので翌日も引き続き促進剤で対応していくらしい。
大部屋にも空きができて、夜のうちに個室から移動になったんだけど、消灯時間よりもはやく部屋が消灯されたり、同室の人にちょっときっちりした人がいるかもー、と心配していた。
この日はヨドバシに注文していたペットボトルに装着するストローが届いたので、折角なので他に必要になりそうなものを一緒に病院に送った。 LINE読み返していて気付いたけど、必要なものリストから漏れてるものがひとつあるな…
激しい頭痛と再びの促進剤
6/17(水)、午前6時頃に激しい頭痛で目が覚めたらしい。血圧は高いほうで180まであがってしまったそうで、降圧剤が投与されて効果がでるまでトラウマになりそうな痛みと戦っていたそうだ。
血液検査と尿検査の結果が出るまでの間、大部屋からLDRに移動して促進剤の投与開始。
この日は促進剤を投与しても陣痛があまりこず、そのまま一日が終わった。
午後に検査結果が出て、尿淡白はないものの血液中の凝固成分の減少が認められると説明があった。ただ、数値的には横這いなので引き続き促進剤で頑張っていこうということらしい。
進行する可能性があるなら、帝王切開という選択肢もあると思うんだけど、それはそれでリスクが高いんだろう。
腹痛の激化
6/18(木)、つまり今日、前日のように血圧が高くなることはなく、引き続き促進剤の投与開始。朝からかなり痛くなっているようで、ちょっと返信できなさそうとのことだったので現時点でどうなっているかまだわかっていない。
今日の検査結果だけでもあとで教えてもらおうと思っていたが、今日は血液検査も尿検査もなかったらしい。数値管理は継続していくものだと思っていたので、少し意外だ。
夜、促進剤の投与が終わって返信がきたら聞いてみようと思う。
入院も長引いてきた。体力もかなり消費しているだろうな。ひとつひとつ憂いが消えていくことを祈っている。
まずは赤さん、おはやく出てきてください。